小山 新弥 (こやま しんや)
脳神経外科、オーソモレキュラー
専門分野 | 脳神経外科 |
---|---|
略歴 | 平成10年 富山大学医学部 卒業 平成11年 富山大学付属病院 平成12年 医療法人 齋藤記念病院 平成14年 医療法人財団 石心会 川崎幸病院 平成15年 富山赤十字病院 平成16年 富山大学付属病院 脳神経外科 平成16年 済生会高岡病院 平成18年 医療法人 齋藤記念病院 平成21年 糸魚川総合病院 平成23年 青森県立中央病院 平成24年 医療法人 齋藤記念病院 |
資格 |
|
人間の体は、食べ物によってできていることは疑いようのない事実です。裏をかえすとその食べ物のバランスが崩れると病気が起こるということです。
具体的には、タンパク質が足りないと筋肉や骨、皮膚、内蔵などあらゆる構成要素に異常をきたし、痩せたり、骨折しやすくなったりします。
また、タンパクのもう一つの顔は様々な化学反応を起こす代謝の主役でもあります。エネルギー産生のATPase、細胞分裂に必要なDNAポリメラーゼ、ホルモンであるインスリンやグルカゴンおよびその受容体、神経伝達物質、免疫グロブリンやヘモグロビンもタンパク質でできています。
タンパク質欠乏で代謝がうまく回らないと易疲労感、精神症状、血糖コントロール不良など来します。みなさんが敬遠しがちな脂質も実は重要な栄養素であらゆる細胞膜は主にリン脂質でできています。特に脳の神経細胞は非常に複雑で長い細胞ですので脂質が不足すると機能低下を招きます。魚の油(DHA、EPA)が頭に良いというのはここから来ています。
三大栄養素で注意が必要なのは糖質です。エネルギー源として重要な役割を果たしますが、取りすぎるとタンパク質を変性させてしまいます(糖化といいます)。また、余った糖質は脂肪細胞に置き代わり肥満の原因になります。
ビタミンとミネラルは主にタンパク質の代謝を助ける補酵素の働きをします。代謝はタンパク質があるだけでは進まず、ビタミンとミネラルが必要不可欠です。それ以外に抗酸化作用、免疫調節、抗腫瘍作用など素晴らしい活躍をしてくれます。近年増加傾向の花粉症もビタミンDが重要な役割を果たすことが知られるようになりました。
厚生労働省は欠乏症を予防するための必要量しか提言していませんが、オーソモレキュラーではその効果を最大限に発揮するために必要量を大幅に増やしています。それによって様々なビタミン、ミネラルの薬理効果が得られ、老化、認知症、易疲労感、抗腫瘍作用など期待できます。病気にもなりにくい超健康を目指します。
2020年4月からオーソモレキュラー外来を開き、おかげさまで大変好評を頂いています。
74項目の血液検査だけではわからないこともあります。現行の血液検査でも三大栄養素(炭水化物、蛋白、脂質)の代謝、ビタミン(BやD)、ミネラル(亜鉛、鉄、銅)の過不足、ピロリ菌、甲状腺ホルモン、酸化ストレス、炎症、貧血などの評価ができます。しかし、腸内環境や重金属などの毒素の評価はできません。そこで、腸内環境を見る検査として、有機酸尿検査や総合便検査などを導入しました。2022年9月よりGI-MAP検査も追加しました。また、毒素の検査として毛髪ミネラル検査を導入しました。詳細は検査一覧を御覧ください。
栄養療法は、まずは腸からと言われます。腸が健全でないと栄養の吸収がうまくできないだけでなく、炎症があるとリーキーガット症候群のように細菌や未消化物が体内に侵入してしまいます。免疫機能は腸が60~70%占めています。健全な腸内細菌はエネルギー源である短鎖脂肪酸やセロトニンなどの脳内ホルモンやビタミンも作っています。
有害金属特に水銀は身近な問題で、東アジアが全世界の50%を排出しています。石炭火力発電所が主な排出源ですが、その汚染した海で魚が水銀を蓄積し、最終的に人体に入ります。それ以外には、アマルガムという銀歯も主な原因です。水銀は、ミトコンドリア機能を低下させたり、アルツハイマー病の原因の一つともされています。
有機酸尿検査、毛髪ミネラルを追加することによって(特にこの2つがオススメです)、上記のことがわかるようになり、より根本原因にアプローチすることができます。
ぜひ、リニューアルしたオーソモレキュラー外来をご利用ください。
診察は完全予約制です。電話(025-773-5111)で予約をお取りください。
電話番号 | 025-773-5111 |
---|---|
受付時間 | 14:00〜17:00 |
問診票をもとに、医師が詳細な診察を行い、次に行う検査を決定します。まず、「血液解析コース」か「カウンセリングコース」を選んでいただきます。
「血液解析コース」は下記血液検査を行い問診票と解析結果を用いて適切な食事やサプリメントを提示します。「カウンセリングコース」は問診だけでアドバイスを行います。
次に、血液解析の結果、その他の検査が必要と考えられる場合に医師の方から腸内環境やデトックス検査などをおすすめします。
血液解析コースの問診票はこちら(PDF)からプリントアウトして記入をお願いします。 その他の検査の問診票(グーグルフォーム形式)はメールでお送りします。
問診・診察
問診票
血液・尿検査
解析
当院から連絡が行きます
予約・診察
必要があればその他の検査をおすすめします
検査キットをお渡しします
メールで問診票を送ります
解析
当院から連絡が行きます
予約・診察
血液、尿、毛髪検査等および問診に基づいて検査を行います。
栄養状態を見る一般的な検査は2週間程度、腸内環境や食物アレルギー検査、重金属の検査などは海外に検体を送りますので、1ヶ月程度の期間を頂いております。
医師が検査結果をもとに、疾患の原因と治療法について説明いたします。
初診料 | 検査料金に含まれています。 |
---|---|
再診料 | カウンセリング料金として、3,300円/30分かかります。 |
※為替レートによって価格が変更する場合があります。
血液検査基本セット(74項目) | 16,500円 |
---|
総合便検査 | 68,900円 (乳酸菌バランス、消化、免疫、エネルギー状態など非常に多くの情報が得られる) |
---|---|
GI-MAP検査 | 63,700円 (q-PCR(定量的ポリメラーゼ連鎖反応)技術を用いて、少量の便サンプルから腸内微生物のDNAを測定します。消化、吸収、炎症、免疫機能など消化器系の健康状態を評価できます) |
総合便検査+ゾヌリン | 75,000円 (ゾヌリン:リーキーガット症候群の検査) |
GI-MAP検査+ゾヌリン | 73,600円 |
IgGフードMAP(94項目) | 44,900円 |
有機酸尿検査(74項目) | 48,100円 |
腸内フローラ検査 | 42,700円 |
呼気SIBO検査 | 38,900円 |
唾液コルチゾール検査 | 24,900円 |
---|
有機酸尿検査 | 48,100円 |
---|---|
毛髪ミネラル検査 | 25,000円 |
GI-MAP検査 | 63,700円 |
---|
q-PCR(定量的ポリメラーゼ連鎖反応)技術を用いて、少量の便サンプルから腸内微生物のDNAを測定します。消化、吸収、炎症、免疫機能など消化器系の健康状態を評価できます。
血液検査基本セット(74項目) | 16,500円 |
---|
総蛋白、尿素窒素、クレアチニン、尿酸、HDL、LDL、中性脂肪、遊離脂肪酸、乳酸脱水素酵素、AST、ALT、アルカリフォスファターゼ、コリンエステラーゼ、γGTP、クレアチンキナーゼ、アミラーゼ、総ビリルビン、直接ビリルビン、関節ビリルビン、グルコース、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、リン、鉄、不飽和鉄欠乏能、フェリチン、マグネシウム、銅、亜鉛、CPR、甲状腺刺激ホルモン、FT3、FT4、白血球数、赤血球数、網状赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血小板数、白血球像(好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球)、尿検査(尿蛋白定性、尿糖定性、ウロビリノーゲン定性、尿ビリルビン定性、尿PH、尿比重、尿中ケトン体、尿潜血反応、赤血球数、白血球数、扁平上皮数)、蛋白分画(アルブミン、α1グロブリン、α2グロブリン、βグロブリン、γグロブリン)、インスリン、ピロリ菌抗体、25OHビタミンD、HbA1c、セルロプラスミン、ホモシステイン、ペプシノーゲンⅠ、ペプシノーゲンⅡ、ペプシノーゲンⅠ/Ⅱ
総合便検査 | 68,900円 (乳酸菌バランス、消化、免疫、エネルギー状態など非常に多くの情報が得られる) |
---|---|
GI-MAP検査 | 63,700円 |
総合便検査+ゾヌリン | 75,000円 (ゾヌリン:リーキーガット症候群の検査) |
---|---|
GI-MAP検査+ゾヌリン | 73,600円 |
IgGフードMAP(94項目) | 44,900円 (遅延型食物アレルギーを検査します) |
有機酸尿検査(74項目) | 48,100円 (細菌、カンジダなどの酵母菌、エネルギー産生するクエン酸回路、ビタミンなどの栄養素、アミノ酸や脂肪酸の代謝、神経伝達物質などの評価を行います) |
---|
腸内フローラ検査 | 42,700円 |
---|---|
呼気SIBO検査 | 38,900円 (小腸に異常な数のバクテリアが存在し、消化や吸収を阻害している症状のある人) |
唾液コルチゾール検査 | 24,900円 |
---|
有機酸尿検査 | 48,100円 |
---|---|
毛髪ミネラル検査 | 25,000円 (有害ミネラルと必須ミネラルの分析を行います) |
現在、予定されている休診はありません。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ||||||
午後 |
小山 新弥 |
脳神経外科、オーソモレキュラー
専門分野 | 脳神経外科 |
---|---|
略歴 | 平成10年 富山大学医学部 卒業 平成11年 富山大学付属病院 平成12年 医療法人 齋藤記念病院 平成14年 医療法人財団 石心会 川崎幸病院 平成15年 富山赤十字病院 平成16年 富山大学付属病院 脳神経外科 平成16年 済生会高岡病院 平成18年 医療法人 齋藤記念病院 平成21年 糸魚川総合病院 平成23年 青森県立中央病院 平成24年 医療法人 齋藤記念病院 |
資格 |
|